「オリオールズ-アストロズ」(9日、ボルティモア)

 藤浪晋太郎投手が最速163キロの速球を投げ込むも、2死からの四球連発でマウンドを降りた。

 1点ビハインドの八回にマウンドに上がると、先頭のマコーミックにレフトへの大飛球を許したが、左翼・ヘイズの好守に救われた。続くアブレイユを中飛に打ち取り、2死としたが、ペーニャをフルカウントから歩かせ、悔しそうな表情を見せた。さらにデュボンにも3-0と制球を乱して、フルカウントからまたも四球。続くマルドナルドもボールが先行してフルカウントから歩かせ、満塁のピンチを招き、ここで無念の降板となった。

 この日、28球を投じたが、半分の14球がボールとなった。

 急きょリリーフしたバウマンが連続適時打を浴びて、藤浪に失点3が付いた。防御率は再び8・13と8点台に突入した。