エクアドル大統領候補ビジャビセンシオ氏暗殺-容疑者は死亡
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc5b0348cb856a7f1ca6537ec7d8e8ed6907a5d

20日に大統領選を控えたエクアドルで、大統領候補の1人であるフェルナンド・ビジャビセンシオ氏が首都キトで暗殺された。同国では政治や麻薬に絡む暴力が相次いでいる。

反汚職活動家でジャーナリストだったビジャビセンシオ氏(59)は政治集会を終えて会場の学校を去る際に殺害された。ラソ大統領はキトで安全保障会議を招集し、犯人を裁判にかけると表明した。

司法当局の声明によると、容疑者は治安部隊との銃撃戦で負傷し、その後、死亡した。議員候補1人や警察官2人を含む9人も負傷した。

かつて平和だったエクアドルは麻薬カルテルの抗争で、世界で最も暴力が横行する国の一つとなり、大統領選挙では犯罪が有権者の最大の関心事となっていた。

9日に発表された世論調査でビジャビセンシオ氏は支持率13.5%で2位につけていた。