https://www.nikkansports.com/baseball/news/202308070001156.html

巨人が“東京ドームの鬼”ローテで虎狩りを仕かける。

8日からの首位阪神3連戦(東京ドーム)の先発は菅野智之投手(34)から始まり、フォスター・グリフィン投手(28)、戸郷翔征投手(23)が続く。
本拠地での防御率は菅野が4試合で0・96、グリフィンが8試合で1・75、戸郷が8試合で1・53。本拠地で抜群の安定感を発揮する3投手で、8ゲーム差で追う虎の背中に急接近する。

歴代4位の東京ドーム通算60勝をマークしている菅野は言う。「優勝を狙っている以上、最低でも勝ち越さないと。ここで勝っておけば、9月もいい形で阪神に臨める」と先陣を切る。
ポイントは難敵・大山。今季は決勝弾2本浴びている虎の主砲に「びびっていたら勝負にならない。ソロホームランはオッケーくらいの気持ちで思い切って勝負していきたい」と、肉を切らせて骨を断つ覚悟で立ち向かう。

本拠地登板ではすべて2失点以下に抑えているグリフィンは「球場の雰囲気などいろんな環境面で慣れてる」とすでに適応。3日ヤクルト戦で149球完投勝利でリーグトップ10勝目を挙げた戸郷へとつなぐ。真夏の伝統の一戦から、逆襲を開始する。