日本大学アメリカンフットボール部の部員が大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された問題で
同部が関東大学リーグ戦への参加の意向を、関東学生アメフト連盟に伝えていたことが分かった。
日大関係者が10日、明らかにした。

同部は8、9の両日夜、オンラインで緊急の保護者会を開催していた。
競技スポーツ担当の沢田康広副学長や中村敏英監督、保護者のほか、部員も参加。
リーグ戦出場の可否をめぐって、紛糾した。

出席者によると、「練習してきたことを試合で発揮したい」と出場を求める部員の訴えが相次いだという。
保護者からは
「二十歳を超えた成人一人がやった犯罪行為。ほかの部員全員に対する連帯責任はやめてもらいたい」という意見もあった。