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ちなガチ
https://onepiece-log.com/blog-entry-1197.html

──グランドラインは、漫画家の立場からしても理想の世界なんですね。

「ワンピース」は、仲間が死なないこと、敵を殺さないことも特徴的です。
言い換えれば「人は生き返らない」。

他の漫画のように「人は生き返る」世界観を採用しなかった理由はなんですか?

だって不自然じゃないですか、人が生き返るのは(笑)。

僕は、こてこてのファンタジーは好きじゃないんですよ。

だから話の中で細かく色んなことに理屈をつけたいんですけど、死んだ人が生き返るぐらいだったら、最初から死ななきゃいい。

死ぬような目にあっても、うちのキャラクターは死なないんです。
漫画の世界だと、昔から、壁にぶつかって人型の穴が開いてたって死なないじゃないですか。

そんな恐ろしい目にあったら、ふつう死にます(笑)。
でも、そういうことが起こっても死なないのが、漫画のキャラクターの良さというか強みなんで。

それと、死んで生き返るというのは、作者の意図が感じられて子供の頃から嫌だったんです。

「人気があるから復活させたのかな?」と、子供ながらに疑ったり…。
昔おかしいと思っていたことはやらないし、こうして欲しかったということはやる。

10年連載を続けていても、判断基準は同じ。
15歳ぐらいの、読者時代の自分が納得するかどうかに尽きますね!