立浪監督は「サードに捕らせてほしいところですけどね。石橋はバントがうまい選手ですから」と振り返る。
とにかく三塁に進めて点が入りやすい状況に持っていこうとしたが、裏目に出た。
1年目のシーズン前、立浪監督は「バントはあまり使いたくない」と話していた。
しかし、2年目になってもなかなか得点力が上がらない中で、「託す」「任せる」よりも「まずは進める」という選択肢を選ぶ機会が増えたように映る。
ここにうまくかみ合わないチームの現状が凝縮されている。