6月の実質賃金 前年同月比1.6%減 15か月連続でマイナス

物価の変動分を反映した実質賃金は去年6月と比べて1.6%減少し、15か月連続のマイナスとなりました。

労働団体の「連合」の調査では、春闘での賃上げ率が平均で3.58%とことしはおよそ30年ぶりの水準となりましたが、
依然として物価の上昇に追いついていない状態が続いています。

厚生労働省は「前の年の同じ時期と比べて現金給与総額はプラスが続いているが、
依然として物価の上昇の影響が強く実質賃金はマイナスが続いていて、今後も注視が必要だ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230808/k10014156781000.html