対米の原因が禁輸措置ならば
仏印は警告すら与えず利害関係もないのでアメリカが一方的に悪い

まずアメリカは日本に対して警告はしていない
イギリスは日本の南部仏印進駐の情報を掴みクレイギーを通じて抗議をしている(7月5日、相手は大橋)
この時期は近衛政権二期三期の組閣時期にあたるため日英ともにつまる話は出来ていない
クレイギーの進駐はしないでくれという抗議のみである
またこの時期はアメリカ対日外交の主導者であるハル国務長官は病気不在である
他方、英米の話し合いは
ハリフォクスとアチソンで進められているが上記の理由から日本に対して警告はできない
ハリフォクスとアチソンで決められた日付は7月21日である
実際に進駐したのはこの1週間後
つまり英米ともに日本に対して警告はしていない

また日本の仏印進駐はドイツ、フランス、仏印に了解を得ている
仏印はフランスの領土
他方アメリカは仏印との利害関係はない
問題になってるのは援蒋ルート遮断なのだがこれは実際に援蒋ルート遮断になっているという実害がない以上禁油はできない
事実英米日とも禁油に関しては想定していなかったわけで
つまりアメリカサイドとしては順序
が問題になっている
これは東京裁判の内容からもわかる内容

以上終了