無個性でもお手軽に手に入る便利な“キャラ”
ギャル系タレントはもちろん、非・処女性を売りにしているタイプのアイドルなどは、仮に恋愛報道が出てもダメージがない場合がほとんど。
非・処女性を匂わせておくだけでもリスクヘッジになりそうなものだが、それでも清楚系・処女性を売りにする女性タレントは多い。
その理由を堺屋氏は、「清楚系・処女性はお手軽に手に入る“キャラ”だから」だと続ける。
「芸能界で頭角を現すには、類まれな歌唱力やダンススキルといった才能があったり、
独特な感性による語彙力やマニアックな趣味があったりするなどのキャラが必要でしょう。
 清楚系・処女性はそこまで強力なキャラではないものの、ほとんど個性がないタレントが打ち出しやすいキャラですし、
何か特化した個性を持っているタレントにとってはプラスαの要素となります。
 『ウェザーニュースLiVE』の檜山沙耶さんは、ゲーム好きやアニメ好きといったオタクキャラが土台としてあり、
そこにオプション的に清楚系・処女性キャラが上乗せされ、人気が高まったのだと思います。