今と昔でこんなに違う!公立中学校の成績のつけ方
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■昔の成績のつけ方は「相対評価」
(今と区別するため「昔」と書いていますが…今から約20年前までのことになります)

2002年ごろまで、公立中学校の成績は「相対評価」で行われていました。

■今の成績のつけ方は「絶対評価」

絶対評価では「生徒が各教科の目標に対してどれだけ実現できたか」が基準となります。
これは人数に関係なく各教科の基準に対する到達度に応じて、生徒一人ひとりの評定を決める形となっています。
(極端な話ですが、全員5がついても良いのです)


絶対評価と相対評価の割合を比べてみました

それでは、絶対評価に変わった結果、評価の割合は相対評価の時と比べてどうなったでしょうか?
先日千葉県が調査した結果が発表されました。
教科によりますが、相対評価のころに比べて1と2の割合が減って3と5の割合が増えていることがわかります。
上の表を見ても、各教科とも5と4の割合の合計が約半数になっているので、平均より上の人は4か5ということになります。

よって、今の絶対評価では「3は平均より上の人もいるが、平均より下の人が多い」と言えます。