2時間でも欧米先進国と比べるとかなり練習時間長いほうやで
スポーツ科学で「90分しか人間の集中量は続かない」て明らかになってるから、基本的に長くても90分でおしまいや。
こういうことを指摘するとなんGでよく脊髄反射的に「それは全体練習だけ!それとは別に個人練習はみんな何時間もやってる!」ていうのも嘘。
そもそも「オーバーワークはメリットどころか害悪にしかならない」というのが当たり前の常識として認識されてるので、必要以上の負荷はかけない。90分しっかり脳と体を使ってトレーニングしたらもうそれだけでクタクタなんよ。

例えばフットボール界におけるかの名将ペップグアルディオラがバイエルンの監督をしていた時代の話や。
60分のチームトレーニングが終了したあとに、トーマス・ミュラーが「まだトレーニングしたいのでランニングしてもいいか」とペップに申し出た。
日本ならいかにも美談にされそうな話やが、ペップの考えは違った。
「君がそうすることで精神的満足感を得られ、どうしてもそうしたいというのならば止めはしない。ただし肉体的には無意味だぞ。必要な負荷はすでにトレーニングで十分にかけてある。それはプラシーボだぞ!」

ちなみにスペインのユースや育成年代のサッカーでは、夏の間は「全く」トレーニングしないそうや。
夏は暑すぎて運動する季節じゃないというのが当たり前の認識なんやって。プロだけでなくアマチュアもオフシーズンなんや
日本みたいに「夏休みは毎日練習だ!」なんてやってると頭がおかしいと思われるんだって。スペインでサッカー研修をしている日本人コーチの手記に記されていたことや