仙台育英は完全データ野球で部内競争もそれ基準
バチバチや


画面には、全90選手が学年別、守備位置別に分けられ、一人一人の成績が並んでいる。

 打率や安打数、防御率や奪三振数のほか、打者のOPS(出塁率+長打率)や投手のストライク率など高校野球では珍しい細かい項目までぎっしり。

 別のページには、年4回行う測定会で集められたスイングスピードや打球速度、球速や一塁まで駆け抜けるタイムなど、個々の基礎能力が記されており、成長具合やチーム内順位が一目でわかるようになっていた。

 守谷は言う。「ここには選手それぞれの長所や短所が数値として表れていて、ライバル選手との比較もできる。夏に向けチーム内競争はさらに激しくなっていきます」