中野剛志によると、日本の左翼の間で「反知性主義」という言葉が流行しているといい、「そもそも、『反知性主義』という言葉の使い方そのものを誤っている。」「日本では『ネトウヨは反知性主義、つまりバカだ』といったようなレッテル貼りの道具として用いられている。」と述べ、適菜収は「反知性主義とは、ピューリタンの極端な理性崇拝への反発として生まれてきたアメリカ固有の思想のことです。ネット右翼やナショナリズムとは何の関係もない。」と述べ、中野信子は「左翼は自分たちのことを知性主義者と任じているから、本当は『バカ』と言いたいけれども、それじゃ己の知性を疑われるので『反知性主義』という表現を使っている。ほとんどギャグの領域ですね。」と述べた[36]。