小浜逸郎は「(内田樹)氏は、ホーフスタッターの歴史的な大著『アメリカの反知性主義』の権威を『こりゃ使える』とばかりひょいと借りてきて、本の中身などそっちのけで、ただ自分の反権力気分を拡散させるためにだけ利用しています。これはたいへん反知性的な振る舞いですね。」[37]
「上野千鶴子氏も思う存分これを利用していましたね。理性や知性のかけらももち合わせず、ただ感情で集まってきた人たちが、彼女の言葉に感心して喝采を浴びせている様子がとてもよくわかります。」と述べた[38]。