中国の不動産大手「中国恒大集団」が17日、アメリカの裁判所に破産を申請した。

「恒大集団」は一時、売上高で世界トップクラスの不動産企業に成長したが、中国国内の不動産市況の悪化とともに経営不振に陥り、ロイター通信によると、日本円で約48兆円の負債を抱えていたという。

中国経済をめぐっては、大手不動産の経営危機が相次いで表面化しているほか、景気悪化を示す指標が次々と発表されていて、世界経済のリスクになる可能性が指摘されている。