経営危機の中国 不動産大手「恒大集団」 アメリカ・ニューヨークで破産申請 負債額はおよそ49兆5000億円

経営危機に陥っている中国の不動産大手「恒大集団」が、アメリカ・ニューヨークの裁判所に破産を申請したと、複数のアメリカメディアが報じました。

ブルームバーグなどによりますと、「恒大集団」は17日、ニューヨークの裁判所に連邦破産法15条の適用を申請しました。

去年の末までの「恒大集団」の負債額は3400億ドル=およそ49兆5000億円にのぼり、今年3月には外貨建て債務の再編計画が発表されていて、今月下旬には債権者の投票が予定されているということです。

「恒大集団」が申請した連邦破産法15条は、外国企業がアメリカ国内の資産を保護するための手続きで、資産を保全し、経営再建を円滑に進める狙いがあるとみられます。

破産申請について中国のメディアは、欧米メディアの記事を転載する形で報道。

また、検索ランキングでは一時トップとなり、SNS上では「次に破産するのはどこなのか」など中国経済への影響を懸念するコメントがみられます。

TBS 2023年8月18日(金) 11:41
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/669392?display=1
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