https://i.imgur.com/SUGHGIQ.jpg
https://i.imgur.com/WIxZb3G.jpg


「免疫力を高める」などと言って乳児にほどこした施術で、生後4か月の男児を死亡させたとして、大阪府警はきのう4日(2015年3月)、姫川尚美(57)を逮捕した。
姫川は自ら考案したという、乳児を抱いて揺さぶったり、首をねじ曲げるなどの施術を「ズンズン運動」などと称して各地でほどこしていた。
更に13年2月にも、新潟で同様の手口により1歳の男児が死亡している。

姫川はホームページで「ズンズンという揺らぎの振動とこの抱っこで、宇宙に包まれた私たちのからだの成長を感じて生きていける」などといっていた。
独自の体験から編み出したと説明し、医師、マッサージ師などの資格はない。
事故後も、テレビのインタビューに「医学的な知識も子どもの病状を把握する能力があるわけではない」「皆さん気持ちがいいというので続けてきた」と開き直っていた。

年間700人から1200人が施術を受け、1時間で1万円から1万5000円を受け取っていた。施術を受けた子どもはのべ6000人以上になるという。