ほぼ全員が対象? 新型コロナワクチン「令和5年秋開始接種」の概要
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e53ac3d2329ea9f132d371455d688a04ba3eac21

現在は、「令和5年春開始接種」がすすめられていますが、8月7日から初回接種であってもオミクロン株対応2価ワクチンの使用が可能になりました。現在流行しているのはXBB系統ですが、従来型ワクチンと比べるとオミクロン株対応2価ワクチンでは約7割の死亡予防効果が確認されています(2)。

「令和5年秋開始接種」において使用されるワクチンは、さらに改変したXBB.1.5対応1価ワクチンの予定です。モデルナ社とファイザー社あわせて2500万回の契約がすでに済んでいます。

今後の新型コロナワクチンの接種間隔は?
おおむね1年ごとに接種していくことが世界保健機関(WHO)の案として挙がっています(3)。この優先度が高いのは、高齢者、重大な基礎疾患がある人、高度の肥満がある成人、免疫不全状態にある人、妊婦、医療従事者といったところです。

超高齢者や基礎疾患が多いなどのリスクがさらに高いと思われる集団では、6か月ごとの接種が望ましいとされています。