【甲子園】慶応・小宅雅己、完封で決勝進出 中学時代日本一「60校の誘い」から「自由に憧れ」入学

栃木・宇都宮市の出身。県央宇都宮ボーイズではエースとして3年春の日本一に導いた。「50〜60の高校から誘いがありました」。多くの強豪校の中から「考えてできる点と、自由な雰囲気に憧れて」慶応を第1志望にした。内申点の満点45のうち、38が慶応の最低ラインだが「ギリギリ38でした」。作文や面接の準備を経て、合格。入学後、驚いた。「思った以上に自由でした」。1年秋から頭角を現した。