小学生の女児2人の着替え用の下着をデジタルカメラで撮影したとして、
大分県教育委員会は24日、県内の公立小学校に勤務する60代の男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。

県教委によると、教諭は今年4~6月、4回にわたり、遠足や水泳の授業の際に
女児が着替えを入れていた袋から下着を取り出し、自分のデジタルカメラで撮影していた。

7月上旬、校舎内の給湯室に落ちていた画像記録用SDカードを同僚が発見。
管理職がカード内の映像を確認したところ、女児2人の下着を写した19点の映像が記録されていた。
ほかに写っていた学校行事の映像などから、この教諭が撮影したものと分かった。

県教委の聞き取りに教諭は「女児3人の下着を撮影した」と答えているが、
2人分の下着だけ確認できたという。
教諭は「下着を見たいという衝動に駆られて撮り、その後エスカレートした。
私を慕ってくれていた子どもたちにとても申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と話したという。