「アニサマ」は2005年から開催されてきた大規模イベントで、多数の声優やアニメソングのアーティストが出演することで知られるオタクの夏の祭典。今年もさいたまスーパーアリーナを会場として、豪華出演者が揃う予定だ。

しかし指定席のチケットの空席状況を見てみると、8月23日現在、3日間とも「空席あり」となっている。以前までの盛況っぷりを見ると、“異常事態”とまで言える状況のようだ。

今年の「アニサマ」のラインナップには、「ぼざろ」も米津玄師もYOASOBIも入っていない。

ここ最近のアニソン界隈の中心人物たちが出ない音楽イベントとなれば、盛り上がらないのも仕方がないだろう。この背景には、最近のアニメで一般歌手の起用が増えており、“アニソン文化”が廃れつつあることが関係している。

さらに、それはそれとして、ネット上では興味深い1つの説が浮上していた。『アーマード・コア』の新作が出るため、「アニサマ」に誰もいかないという説だ。

「オタク界隈は今、フロム・ソフトウェアの待望の新作『アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン』(アーマード・コア6)で大盛り上がり中。ちょうど時期が被ったこともあり、『アニサマどころじゃない!』という人が多いのかもしれません」(同)

ちなみに『アーマード・コア6』の発売日は、「アニサマ」の開催初日と同じ8月25日。「アニサマ」の出演者には、「アーマード・コア」の面白さに負けないパフォーマンスを見せてもらいたい。

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