「歴代の高校生のなかでもスイング力はトップクラス。バッティング練習も見ましたが、『えぐい』のひとこと。先輩の大谷翔平(エンゼルス)より打球を飛ばしています。スイングスピードと打球速度はプロの主力にも引けをとらない。間違いなくドラフト1位です。大学進学の話もありますが、プロに行ったほうがいい」(パ・リーグスカウトA氏)

「スイングスピードはすごいですよ。プロの一軍に入ってもトップクラスでしょう。ティー打撃やフリー打撃を見た人は間違いなく『化け物だ』と言うレベル。惚れ惚れします。どの方向にもホームランを打てるのも魅力ですね」(セ・リーグスカウトB氏)

184センチ、113キロの巨体とあって、守備、走塁に課題がある。初戦の宇部鴻城戦ではファーストゴロを弾く場面があったが(記録は内野安打)、視察していたスカウト陣の目にはどう映ったのだろうか。

「ノックでは守備がよくなったと思いましたが、やはりゲームになるとね......。(ノックなど動きが)決まったことをやるのはできるが、試合での対応力はまだまだ。自分で動けるようにならないとね」(セ・リーグスカウトB氏)

「普通の選手より守備範囲は狭いけど、それはしょうがないよね(苦笑)。ただ、練習して徐々に動けるようにはなっていますよ」(パ・リーグスカウトC氏)

「細かい技術よりも、とにかくスイングがすごい。トレーニングをして、誰もがあのスイングができるようになるかといったらそうはならないでしょう。すべて80点の選手より、ほかが60点でも100点のものがある選手のほうが魅力です」(パ・リーグスカウトC氏)

「愛知での招待試合を見ましたが、驚きました(6月3、4日に東邦、愛工大名電、中京大中京、至学館と対戦。4試合で17打数7安打12打点。3試合連続の4本塁打を記録)。あれだけのバッティングがあれば、ファーストしか守れなくてもいい。外国人とも勝負できます」(セ・リーグスカウトD氏)
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2023/08/21/post_73/

この前の記事やとスイングしか褒められてなかった