8/30(水) 23:12配信
聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室の李官燮(イ・グァンソプ)国政企画首席秘書官は30日の国会運営委員会で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡り、最大野党「共に民主党」などが日本を国際海洋法裁判所に提訴するよう求めていることについて、「(汚染水が放出されても)韓国にはほぼ安全だと信じている」として、「日本が(年間)22兆ベクレルのトリチウムを放出するとして提訴することは事実関係からみても笑いものになりかねない」との認識を示した。

 また、「前政権も国際機関への提訴を検討したが、法的に検討した結果、勝つ可能性がないと判断したようだ」として、「国際機関に提訴して(放出を)防ぐよりは国際原子力機関(IAEA)の基準に従って合理的に放出すれば反対しないという立場を持っていた」と答弁。「中国は(朝鮮半島西側の)黄海側に年間200兆ベクレル以上(のトリチウム)を、韓国も190兆ベクレルを放出している」とし、「安全性の問題はなく、韓国の海域に特別な傾向は現れていない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/58e4d032f19ac3670db404270893b22b17e4bf13