中古車販売大手・ビッグモーターの山口県内の店舗が、車を購入した客の名前を使って虚偽の保険申込書を作成し、提出していたことがわかりました。
保険会社の損保ジャパンは、保険業法違反の疑いがあるとしてきょうまでに関東財務局に報告しました。

損保ジャパンによると、今年、ビッグモーター岩国店で車を買った人から保険契約の申し込みがあったものの、保険料の支払いがなく自宅に督促状を送りました。

しかし督促状を受け取った人には覚えがなく、実際に車の保険契約をした代理店に相談し、代理店が損保ジャパンに指摘しました。

損保ジャパンが調べたところ、ビッグモーターの担当者が虚偽の書類を作成し、提出していたことが分かったということです。

損保ジャパンでは保険業法違反に当たるとみて、きょうまでに不正な申し込みがあったことを関東財務局に報告しました。

有印私文書偽造にあたるかどうかは精査しているとしています。

テレビ山口の取材に対してビッグモーターは「保険会社が調査したことについてコメントする立場にない」と回答しました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/696910?display=1