小泉進次郎氏「ライドシェアを選べる社会を」実現に意欲


小泉進次郎元環境相は、1日、北海道・札幌市で講演し、
一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」の実現に意欲を示した。

小泉氏は講演で、「最近、タクシー不足とか、移動難民という言葉が言われる」と指摘。

そのうえで、「タクシーだけでは、交通に不便を感じている方々の不便さを解消することはできない。
タクシーもライドシェアも選べる社会を作っていくことが、われわれがこれからやらなければいけないことだ」と強調した。

ライドシェアは、国土交通省が慎重な姿勢を示しているが、小泉氏は、
「大きく時代が変わっている中で、仕組みを変えて日本が変わったと示す」よう訴えた。

ライドシェアをめぐっては、菅義偉前首相が8月、訪日客の増加によるタクシー不足を指摘し、
「いろんな観光地が悲鳴を上げている」として、実現に意欲を示した。

また河野太郎デジタル相も、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」で、一定のルールを設けて、
客の輸送がタクシーだけで対応できない地域にライドシェアを導入するなど、条件付き導入に前向きな姿勢を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6d31b9f378bef5f9d308893fbfc6b20d69ecf7