■神奈川県川崎市の小学校でプールの水が6日間に渡って出したままになり、190万円の水道代が発生した問題で、市は校長と教師にそれぞれ約95万円を賠償させる決定をしたことがわかりました。
■この決定が報じられるとインターネットでは様々な声が上がりましたが、その多くは校長と教師への同情や、市の決定を批判するものでした。
■これを受けて、川崎市の福田紀彦市長は、会見でこの件に言及しました。
■福田市長は「公務員は過失に対する責任をつねに負う。襟を正し、ミスを起こさないようにしなければならない」とコメントし、決定は適正であるとの見解を示しました。
■これが火に油を注ぐ結果となり、「民間なら会社が保険に入る。個人に負担させる役所のやり方は民間の常識とかけ離れている。」「公務員の責任と言うならまずトップの市長が責任を取って賠償すべきでは。」などと、市長への批判が相次ぎました。