ギリシャを襲った山火事の責任は移民にあるという俗説が広まるなか、自主的に組織された市民の「民兵」が移民を追い詰めている。
　ある男性はバンの荷台を開け、その日のうちに「狩った25人」を誇らしげに見せびらかした。
　彼の "狩りの獲物 "は怯えた移民たちである。

　このシーンはギリシャ北東部のトルコとの国境地帯、エブロス島で撮影されたもので、彼は動画の中でこの地域を襲った火事の原因を移民だと主張し、自分の行動を正当化している。
　彼は「彼らは私たちを燃やすだろう」と述べ、ギリシャ人に自分に倣うよう勧めた。
「彼らを捕まえるために組織を作れ！山は移民でいっぱいだ」

　移民たちは何が起こっているのか理解できずにカメラを見つめているが、彼らの目には恐怖が感じられる。この投稿には何千もの反応があり、ある匿名ユーザーはこうコメントしている。
「火の中に放り込んでしまえ」