〈京アニ放火殺人・初公判〉父と兄、妹が自殺し母は失踪…自身は過去に下着泥棒で逮捕され「もう失うものはねえから」。単独犯による戦後最大の犠牲者を出した青葉被告は何を語るのか

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青葉被告が犯行当時から京都アニメーションが盗用したと主張している作品は複数あるが、そのうちのひとつが『ツルネ−風舞高校弓道部−』だった。本作は高校生の主人公が弓道部で県大会優勝を目指す青春群像劇。京都府警関係者が語る。

「青葉被告は過去に『京都アニメーション大賞』に小説を応募していたが、応募形式上の不備があり京アニ関係者は目を通すことなく落選にしている。小説は学園モノではあったが弓道とは関係がなかった。だが、青葉被告は盗用されたというシーンに対して匿名掲示板に『すげえ ツルネでもパクってやがる ここまでのクズども見たことねえ つくづく、相容れない』と書き込んでいる。

当該シーンについても確認しているが、男子高校生の弓道部員が買い出しなどの雑務をするシーンで、何の変哲もない高校生の1日だ。青葉被告の小説と似ているところもなく、何をもって『盗用だ』と主張しているのか首を捻る捜査員も多かった」