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 飯田COOは8月30日、大阪市で開かれた不動産・建築の業界関係者対象の総合展示会「JAPAN BUILD」のセミナーで講演。日本を含む世界5カ国で同一データを同時出力する「水平分業」を実現して3Dプリンター製建物を建設していることを説明。大阪・関西万博の海外パビリオン建設遅れが問題となる中、複数の国関係者から「3Dプリンターでパビリオンを造ってほしい」と相談があったことを明かした。

 万博の運営主体である日本国際博覧会協会(万博協会)は建設準備が遅れる参加国に対し、協会が箱型のパビリオンを建てて引き渡す「タイプX」への変更を提示しているが、独自性を出す自由度が低い。これに対し、3Dプリンターによる建築は人手がかからず、デザインの自由度が高い建物を安く短時間で建てられる。

 ただ、同社は平成30年設立のスタートアップ企業で設計・開発の「デジタル」に特化。出力3Dプリンターは海外メーカーとの協業、施工は住宅施工会社との協業で行っている。飯田COOはパビリオン建設について「残念ながら、弊社単独ではできない」と説明。「オールジャパンで3Dプリンターを使ってこの課題を解決できれば。周りの方々にもぜひ話してほしい」と述べ、万博成功に向けた幅広い協力を呼びかけた。
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/spv/2309/05/news089.html

そういう声は出てるみたいや