山川は同権取得までの1軍登録日数が「残り17日」となっている。4日、自らの不祥事の処分として「公式試合の無期限出場停止」が球団内で発表された。これにより今季中の1、2軍の公式戦に出場する可能性は限りなく低くなった。

 一方でFA権には「故障者特例措置制度」が存在している。一定の基準を満たした場合、故障による登録抹消中の期間の一部が1軍登録日数として加算される制度。

 西武の渡辺久信GM(58)はこの日、オリックス戦(ほっともっと)の試合前に「(山川の4月の抹消期間は)加算されます」と球団としての認識を明言した。

 山川は今年4月10日、右ふくらはぎの強い張りで登録を抹消された。その後、4月27日の2軍のイースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)で実戦に復帰している。この期間分が「残り17日」が充当される。球団はこれを特例対象期間としてNPBに申請する方針。正式認可されれば、シーズンオフに全FA有資格選手が公示される際、「山川穂高」の名が連なることになる。
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【朗報】山川、FA取得へ