中国による日本産水産物の輸入規制で影響を受けている水産業者を支援しようと外食チェーンを展開するワタミは7日、居酒屋「ミライザカ」や「鳥メロ」で、北海道産のホタテを使った「日本の漁業応援キャンペーン」を11日から始めると発表した。

渡邉美樹会長は「ホタテは余っている。使ってくれるならありがたいという声があり、すぐに準備に入った」と説明した。

今後は忘年会のコースにホタテメニューを加え、消費拡大に貢献したいとしていて、大トロやナマコの応援メニューも検討している。

7月の中国向けの水産物の輸出額は前年比で約2割減っていて、水産庁によると、北海道のホタテの取引価格は、7月中・下旬に比べ8月は20円ほど値下がりしている。
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