守備といえば、ショート・坂本勇人とサード・村田修一のエラーが多いのも気になる。
3番でショートの坂本はシーズンを通して好調を維持して首位打者になったが、失策は16でリーグワースト2位。
トップは広島・田中広輔の18だが、巨人のショートが守備の悪い田中の次にエラーが多いのは恥ずかしい。
しかも5番でサードの村田も失策は15で、ワースト3の2位と3位を巨人の三遊間が占めている。

他チームの内野手を見てみると、初のCS進出を果たしたDeNAのショート・倉本寿彦の失策は6、
ヤクルトのセカンド・山田は5で、坂本や村田よりはるかに締まった守備を見せている。
ちなみに私が巨人のショートだったころの失策は昭和35年(1960年)が8、昭和40年(1965年)も8だった。
しかも当時は土のグラウンドでイレギュラーバウンドするのが当然だったから、いまの選手が人工芝で15も16もエラーするのはおかしい。
坂本は打つことばかりに気をとられ、守備の集中力が欠けているのではないか。

広岡達朗
昭和29年 112試合 29失策
昭和30年 125試合 27失策
昭和31年 093試合 16失策
昭和32年 092試合 21失策
昭和33年 111試合 29失策
昭和34年 120試合 23失策
昭和35年 098試合 08失策 ←ここアピール
昭和36年 125試合 27失策
昭和37年 116試合 18失策
昭和38年 104試合 13失策
昭和39年 117試合 16失策
昭和40年 103試合 08失策 ←ここアピール