https://gigazine.net/news/20230907-kaedim-generating-ai-3d-model-human-labor/

「AIの力で3Dモデルを作成する」とうたう企業が実は人力だった

Kaedimは機械学習を使ってクライアントの2Dイラストを3Dモデルに変換する業務を担う企業で、ゲームデベロッパーなどにサービスを提供しています。同社は「2Dから3Dへの自動変換」「3Dモデリングの退屈な部分を自動化する」とうたい、あたかもすべてAIで作業しているかのように宣伝していましたが、実際には「品質管理」のために人間のアーティストが関与していたと、独立系メディアの404 Mediaが報じています。

404 Mediaが連絡をとった情報筋によれば、Kaedimは24時間365日体制で世界中の3Dアーティストを雇っており、アーティストは完成したモデルひとつごとに報酬が支払われる歩合制で働いていたとのこと。その報酬はモデルひとつにつき1ドル(約148円)から4ドル(約590円)程度で、仕事を早く引き受けると少額のボーナスがもらえたそうです。