サミュエル・ジャレッド・テイラー(英:Samuel Jared Taylor、1951年9月15日 - )は、アメリカの著述家、白人の国家主義者。

1951年に兵庫県神戸市のアメリカ人宣教師夫妻の間に出生し、16歳まで香川県善通寺市で過ごした。イェール大学では哲学を専攻し、1973年に卒業。1978年にはパリ政治学院にて国際経済学修士を取得した。卒後は金融機関で国際融資を担当したのち、PCマガジンの編集者や法廷通訳も務めた。英語のほか日本語とフランス語に堪能で、日本に関する書籍も執筆している。

1990年に雑誌「アメリカン・ルネサンス」を創刊(現在はウェブマガジンとして発行)。
1993年に人種問題に関する著書「善意の舗装」を出版。1994年には「ニューセンチュリー財団」を設立した。

かねてより人種間には生物学的な能力差があるという「人種現実主義(race-realism)」を唱えており、
これによれば、「ヒスパニックは一般的に白人より知能が低く、白人は東アジア人より一般的に知能が低いのに対し、黒人は一般的にヒスパニックより知能が低い」という。