日本ハムは4連敗で今季の優勝の可能性が完全に消えた。就任2年目の目標に遠く手が届かなかった新庄剛志監督(51)は「仕方ない。実力がないということ」と現実を受け止めつつ、「昨年は子どもでしたからね。今年は高校を卒業して、世に出ていくような感じにはなってきた」とナインの成長の実感を語った。
 野手は万波や清宮を軸にスタメンは固定化が進んだ。投手も守護神の田中正につなぐ勝利の方程式が確立。「土台はできてきた」と語った指揮官は「戦力はよそのチームにひけを取っていない。今年は1点差で負けた試合も多くミスやエラー、紙一重の差だと感じる」と、上位チームとの差は詰まったと力説した。
 「2年やそこらじゃ急には伸びない。経験して自信をつけて、結果を出す。どんどん成長していって、一気に化ける可能性を秘めたチームになってきた。楽しさしかないですよ」。未発表の監督3年目を見据えたような口ぶりで、明るい将来を予言した。

😎紙一重なんだ🤙