8月23日付本紙既報通り、中日では選手らに何の説明もないまま、同3日の試合前の食事会場から突如、米飯が入ったジャーを撤去。立浪監督の発案とされ、コンディション向上を意図したとみられるが、抑えのライデル・マルティネスの抗議により投手陣のみ翌日から提供が再開された。しかし、野手だけでなく試合に出ない球団フロントや裏方のスタッフまでなぜか、小さなおにぎり以外の米飯を禁じられたまま1カ月が経過。

〝兵糧攻め〟への対抗策として、涙ぐましいまでの裏技も横行している。

「球団幹部がおにぎりを何個かどんぶりに入れ、その上に牛丼の〝アタマ〟を乗せて食べているのを見た。おにぎりを何個も食べていると監督に密告されかねないので、1個ずつロッカーに持ち込んでから味噌汁と一緒にまとめて食べる用心深い選手もいる」(ある選手)