麻薬取締法違反の罪で逮捕・起訴された日大アメフト部員の部屋から出てきた写真。それを、FNNが独自に入手。
さらに、9人の現役部員について、違法薬物に関与した可能性がないか、日大が調べていることが新たにわかった。

ふたのある小さな缶に入った透明な袋。
薬物を小分けする「パケ」と呼ばれる袋の中に、緑色の細かい植物片のようなものが確認できる。
FNNが独自に入手したこの写真は、8月25日、麻薬取締法違反(所持)の罪で起訴された
日大アメフト部員・北畠成文被告(21)の、寮の部屋から出てきたもの。
覚醒剤の成分が検出された錠剤は、この袋の下にあったという。

日大アメフト部員による違法薬物事件をめぐり、12日に学内で開かれた評議員会で、新たな事実が明らかになった。
評議員会では林真理子理事長らが、これまでの経緯や調査の進捗(しんちょく)状況について報告。
その中で、逮捕・起訴された北畠被告のほかに、現時点で9人の現役部員について、
警視庁から任意聴取などの依頼を受けていたことが報告され、
違法薬物に関与した可能性がないか、日大が調べていることが新たにわかった。