https://news.yahoo.co.jp/articles/944a61e9216af2d247a521d7fea6af14083bcc90

「落ち込んでいた時、監督から直接LINEが来てビックリしました」。そう明かしたのは高卒3年目・中山礼都内野手(21)だった。今月6日のヤクルト戦(神宮)で「8番・三塁」として先発出場した中山は、まさかの4打席連続で空振り三振。帰りの車中でふがいなさに意気消沈していたところ、指揮官から突然「下を向くな」とメッセージが送られてきたという。

「今まで監督の言葉はグループLINEには送られてきましたが、直接は初めてでした。寮に戻ってすぐ素振りをしました」(中山)

 指揮官は球団OB・岡崎郁氏の公式ユーチューブ「アスリートアカデミア」内で「(坂本)勇人は2年目に甲子園で打てずひどいヤジを受けたけど、下を向かずニラみ返していた」とエピソードを披露し、中山に「ベンチに堂々と帰ってこい」と助言したことを明かしていた。

 球団関係者は「監督が若手選手に直接メッセージを送るのは珍しい。選手にとっては励みになる」と「LINE砲」の効果を認めた。