ことし6月、富山県東部で下校中の9歳の女子児童を車に連れ込み、わいせつな行為をした男の裁判が富山地裁で始まりました。
女児は小学4年生。村田被告から「車に乗らないか」と声をかけられた女児は“じいちゃんの友達だと思った”といいます。
車に乗り込んできた女児に村田被告は「足長いね、足細いね」と声をかけました。
その後、被告は女児の手をとり、自身の下半身に持ってきました。
女児はとっさに逃げようとしましたが、
背負っていたランドセルを村田被告に引っ張られ、逃げ出せなかったといいます。

弁護側:「検察官が言ったことは事実ですか?」
村田被告:「はい、良くないことだとは分かります。女性に心の傷を負わせ、申し訳ない気持ちでいっぱい」
弁護側:「止められないのか?」
村田被告:「今までビデオとか毎日見るたびに飽きて、実際に…、こういう場合は自分で抑えるしかない」
「趣味を見つけ、ランニングとかトレーニングするとか見つけようと思っている。
体を動かすことが好きなので、万が一執行猶予がついたら運動とか就職活動をして、借金とかサラ金にお金を返していきたい」
弁護側:「あなたの性的嗜好は子どもじゃなきゃだめ?」
村田被告:「大人でも大丈夫。大人なら20代から40代までの大人」
「自分は足フェチで、きれいだとグッとくる」「子どもじゃなきゃ絶対にだめではない」
「大人でも子どもでも付け回したりはもうやりません」
弁護側:「自分をコントロールできる?」
村田被告:「医者に行って、もし執行猶予付いたら医者に」
検察側:「大人よりも子どもを狙ったほうが逮捕されるリスクは低いという考えがあった?」
村田被告「そのときはそう思った、大人だと警察に言われる確率が高いから」
「子どもの露出姿を見て、足細く見惚れて、足に惹かれて…」
検察側:「最終的に田んぼ道で声をかけたのは人通りが少ないから?」
村田被告:「そうです」
検察側:「女児を車に乗せて、逃げ出さなかったらどこまでしようと?」
村田被告:「その時は成人女性のことを思い出して…小学生より成人女性が好きだから、(女児の)足に見惚れて、成人女性の足を想像してしまった」
「(女児と)性行為はやっていたかも、顔を見ずに足を見ていた」
検察側:「写真を撮ったのはどうして?」
村田被告:「性欲が無くなった時に写真を見て解消しようと」