2日の1回戦で112球の完投勝利を収めた最速155キロ右腕の青学大・下村が、中1日の先発で力強い投球を披露した。

150キロ前後の直球を軸に中大打線を封じ、7回まで3安打無失点。1―0の8回に味方の失策絡みで1死一、二塁のピンチを招いたところで降板したが、疲れを見せることなく132球を投げ、開幕カードでの貴重な勝ち点獲得に貢献した。

174センチ、73キロ。投手としては小柄な部類に入るが、投げる体力は非凡。安藤監督は「内容は良かったと思います。最終的には代えたのですが、基本としては先発完投を考えていました」と明かした。

視察した巨人・水野スカウト部長は「試合をつくれる投手でスタミナもある。コンスタントに140キロ台後半が出ていたし、申し分のない内容だった」と評価した。持ち味とされている制球力と安定感に加え、持久力もアピールポイントになっていきそうだ。

(9月4日 東都大学野球 青山学院大 3―2 中央大)



水野自らチェックしてるし下村指名なんやろうな