里崎氏の記憶では、試合は僅差の負けだったという。「1―2くらいで負けてるんです。そんなの、点取れないやつが悪いだけで、何で俺らが怒られなきゃいけないんやというのもあった」。次の日、ミーティング前に2人が呼ばれたという。里崎氏は「明日のミーティングまでだから、まだ12時間くらいはあるぞ?」と、自身の外出予定をキャンセル。自分の資料をひっくり返し、配球の正当性をデータで証明することにしたという。「今日やったことがどんなに正当性あるか、過去3年にさかのぼって、データを全部出してきて、全部調べて、計算機で確率まで出して、2、3時間かけてできたと」と振り返った。

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