ロッテは16日の西武戦(ベルーナ)に5―1と勝利し、このカードの対戦成績を12勝6敗とした。

 3回二死一塁から中村奨の中前二塁打で先制する。続くポランコが西武先発・平良の初球フォークをうまくすくい上げ、右翼フェンスを越える24号2ランでこの回3得点。6回にも岡の適時三塁打などで2点を追加し、試合を決めた。

 残り19試合で楽天・浅村(23本塁打)をリードして本塁打王争いトップに立ったポランコは「気持ちはアグレッシブにストライクゾーンに入った球を打ちに行きました。しっかり振ったので手応えは十分に感じました。(タイトルは)非常にうれしい。チームの勝利に貢献できたことが一番うれしい。ここからの試合は負けられない。ファンとともにしっかり頑張っていきたい」と力こぶ。

 ロッテから本塁打王が誕生すれば1986年の落合博満以来となる。