同紙はタクシーに関する問題だけではなく、飲食店やベーカリーでも少しずつチップ文化が見え始めており、韓国人がこれに反発していると報じた。

ある大手ベーカリーの場合、レジにチップを入れる箱を設置したことでネット上で多くの批判を受け、慌ててチップ箱を排除したと伝えた。
特に飲食店の場合、顧客だけではなく飲食店のオーナーもチップ文化に反対する声を上げていると報じた。
ある居酒屋の社長はWSJに「多くの物を注文すれば、その分チップをたくさん支払うことになるという意味」とし
「チップを差し出すことは、販売の低下につながる」と否定的な見方を示した。

WSJは「ソウルのある高級和食レストランは、全て『プライベートルーム』になっている」とし「顧客はコース料理が始まる際に、
同僚の前で誇ったかのように従業員に対し1万ウォン(約1100円)を差し出すケースが多い」という。
チップは渡したくないが、これが慣行のようになれば、人前でこれ見よがしにチップを与えるようになると皮肉ったのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a64b0f1953fa9bc715a7c5a71a575ade2cb46069