映画「オッペンハイマー」の興行収入が伝記映画歴代1位に


広島と長崎に投下された原爆の開発・指揮し「原爆の父」と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画「オッペンハイマー」の世界興行収入が9億ドル(約1330億円)を突破。伝記映画として「ボヘミアン・ラプソディ」を抜いて歴代1位になったことが17日分かった。

実は「ボヘミアン」で主演したラミ・マレックは「オッペンハイマー」にも出演。マンハッタン計画(原子爆弾開発)のチームの一人で米原子物理学者のデヴィッド・ローレンス・ヒル役を演じている。

 クリストファー・ノーラン監督による「オッペンハイマー」の主役は「プルートで朝食を」のキリアン・マーフィー。マレックのほか、エミリー・ブラントやマット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが脇を固める。

 世界興収の伝記映画として歴代3位はクリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」(15年)で、5億4000万ドル(約794億円)。同作は米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの〝伝説の狙撃手〟クリス・カイルの人生を描いた。

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