岡田監督の補強リスト最上位に「藤浪晋太郎」 評論家時代「俺なら再生できる」と自信満々【岡田阪神18年ぶりVの内幕】

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/329350

しかし、この発言は、フロントが近年のロハス・ジュニア、ロサリオを筆頭とする助っ人野手の獲得に失敗し続けていることへの「当てつけ」とも受け取れる。

今季、打率.242、8本塁打と成績がパッとしないノイジー(28)を起用し続けているのは、打撃ではなく左翼守備を評価しているからだという。球団OBの話。

「フロントは今オフも助っ人の調査に乗り出すでしょうが、岡田監督はそもそもフロントが取ってくる助っ人をアテにしていない。だから、オフには球団渉外部門のテコ入れも噂されるほどです。しかも、岡田監督は2年契約満了後にGMに就任する意向があるといわれるほど、編成に対して一家言を持っている。今秋ドラフトでは、高卒の佐々木麟太郎(花巻東)や真鍋慧(広陵)の1位指名も検討されるなど、来季は生え抜き育成を主眼に置いた『純血主義』が加速するでしょう」

「藤浪はオリオールズでセットアッパーとして開眼し、本人も来季はメジャーでプレーするつもりでいる。現実問題として今オフの復帰はあり得ない。ただ、岡田監督は藤浪が今後、日本球界復帰を決断するときがくれば、必ず手を挙げるはずです。他にも、米ジャイアンツ傘下のマイナーでプレーする筒香嘉智(31)の動向も気にかけている。今の阪神では、投手は西純矢(22)、野手は佐藤輝明(24)、森下翔太(23)といった将来性のある若手を主力に育て上げ、次の監督に託したいと考えています」(前出の球団OB)