「NHKの本部である東京・渋谷の放送センターの西館に“魔の7階リハ室”があったんですよ。ここに、ジャニーズ専用の部屋が用意されていたんです。NHK職員はほとんど近寄らず、お菓子の自動販売機に群がる“子供たち”と、ジャニー氏が自由に闊歩する異様な空間でした。局内の一部の関係者の間では有名な話ですよ」(前出・NHK関係者)

(中略)

 だが、NHKとジャニーズ事務所の“蜜月関係”はこれに留まらない。別のNHK関係者は「ジャニーズ事務所に、NHKは高額な家賃を払っている」と告発する。

「『PARKWAY SQUARE3ビル』という、ジャニーズ事務所が所有する渋谷の瀟洒な7階建てビルです。NHKは、数年前から3フロアほど賃借契約しています。職員への表向きの理由は、老朽化した放送センターの建て替えに備えて、機能を分散する必要があるというものです。
内部には『MDS(メディアデザインスタジオ)』と呼ばれる、ネット配信ができる簡易スタジオや、番組の編集をおこなう設備があります。しかし、放送センターの取り壊しはまだ先ですし、一部のフロアは職員向けのセミナーや就活イベントなどで不定期に使用される程度で、あまり使われていません」(NHK関係者)

 前出の『ザ少年倶楽部』や、『NHK紅白歌合戦』、大河ドラマで積極的にジャニーズを起用してきたNHK。局内からは、この賃貸契約について、いぶかしむ声が上がっている。

「賃借料が割高で、年間2億円か、それ以上といわれています。春に退去するという話も出ていましたが、いつの間にか延長されていました。まさか“大家”のタレントに出演してもらうために、契約しているとは思いたくありませんが……」(NHK職員)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfdee3c8953b110da9558a715be0aa7c74451512