完璧な理論じゃね?
寧ろ人として尊敬出来るわ

諏訪部順一
演じる役のセリフとしてならやりますが、私個人として相手の容姿を貶すような言葉を発する仕事はお断りしています。
内面や行動の中にこそ、その人の魅力はあると昔から思っているタイプです。

役を演じる上でのセリフでしたら、どんな悪逆非道な言葉でも吐かせていただきます!
ただそこに、必然性というものをついつい欲してしまうのが、僕の悪い癖(笑)

これはあくまでも私のスタンス、ということで。
異なる正義をお持ちの方を批判するつもりは全くありません。「求めに応じて提供する」というのも、エンタメ人の正しいありかたのひとつだと思っていますので。

人それぞれ。違うからこそ面白い。違うからこそ学びも得られる。そう私は思っちょります。

↓纏められて

見出しに誤りがあるのでまず否定から(まとめ記事見るとページビュー増えて、サイト主が広告収益で潤っちゃうぞw)
「人の容姿を馬鹿にするセリフの仕事はやりたくない」とは言っていません。そういう事を言う役はこれまでも演じてきましたし、これからもご縁があればゼヒと思っています。

ただ唯一の例外が、実在の人物でもある「諏訪部順一」です。ルッキズムに対し否定的な考えを持つキャラクターである現在の彼には、「髪、顔、体など、人の外見の色や形を貶めるもの言いをする」という設定はありません(他者に価値観を押し付けられるのではなく、自身はあくまで自身のありたいようにあるべき、というタイプでもあります)。
私は役を演じる際、そのメンタルを自身の中に構築するわけですが、この「諏訪部順一」は、そのようなセリフを言うように組み上げることが出来ず……。無理に行えば、皆様お馴染みの「キャラ崩壊」になってしまうわけです。50数年間、このキャラの推しを続けている人間として、これは由々しき問題でして……
いかが思われますか?
 
自分以外の人間、存在を演じる。そこにも演技の楽しさを感じています。素の自身がネガティブに感じるような主義主張を持つ人物を掘り下げ演じることで、異なる価値観を理解することができる。これは、多様性社会においてとても有用なことではないかな?と個人的には考えています。
これからも、多くの作品、キャラクターと向き合う中で、演者として、人として、成長していきたいと思っていますし、それらを元に、幾許かでも社会の益となることを発信していければいいなとも思っています。

以上。本件これにて!