■ヤクルト 80点  
1位 西舘昂汰 投手 専大
2位 松本健吾 投手 トヨタ自動車
3位 石原勇輝 投手 明大
4位 鈴木叶 捕手 常葉大菊川高
5位 伊藤琉偉 内野手 BCL・新潟

 昨年までのリーグ2連覇から5位に転落したヤクルトは投手陣の強化が最重要課題。3位まで即戦力投手を指名した戦略は明確に意図が見えた。1位指名した武内夏暉(国学院大)は抽選で縁がなかったが、西舘昂は総合力が高くスタミナも十分。即戦力右腕の2位・松本と共に先発ローテーションで稼働できるか。石原は明大では三番手投手だが、眠っている潜在能力を引き出せれば、数年後に先発左腕として大成する可能性を秘めている。