日本ハム・新庄剛志監督(51)が「台湾の宝」を二刀流で育てるプランを明かした。30日、エスコンでU18台湾代表・孫易磊(スン・イーレイ)投手(18)の入団会見に同席。「(エンゼルス)大谷君を超えるかもしれない。ファイターズは可能性ある限り挑戦させて、それをいかせる球団。面白い」と大谷と同じ右投左打で、日米複数球団から注目を浴びた18歳に視線を送った。

 孫は最速156キロの剛腕ながら「野手でもドラフトにかかる選手」と指揮官。21年までは野手で、一塁と外野も守れる二刀流だ。稲葉GMは台湾での会見で「投手一本」と意向を示していたが「それは変えられる。打撃を見てみたい。足も50メートル5秒2?」と冗談を飛ばした。「3日前に来年のオールスター明け、背番号2ケタを獲得してソフトバンク戦で3―1で勝つ夢を見た。正夢になったら最高」と早くも青写真を描いている。

 「何年後にエースになるか聞いたら『3』と。おせえよって。来年投げる気持ちじゃないとダメ」と期待値は十分。メジャー挑戦を視野に“後継者”として期待される孫も「大谷選手、ダルビッシュ選手を目指したい。一日でも早く支配下に」と力強くアンサーした。
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