東京6大学連盟は1日、ドラフト指名を受けプロ入りする選手に対して、公認会計士や弁護士、アスリートネイルトレーナーを招き、プロ野球選手としての心構え、プロ野球選手に関わる法務や税務などについて約2時間半、研修会を行った。

 ロッテ1位指名の明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)、ソフトバンク4位指名の村田賢一投手(22)、ヤクルト3位指名の石原勇輝投手(22)、ソフトバンク3位指名の慶大・広瀬隆太内野手(22)が参加。上田はコンプライアンスについて、SNSの投稿の難しさを挙げ「SNSは今までもやっていたけど、今後は気を付けないと家族、スポンサーなど、みんなに迷惑をかけてしまうことがわかった。気を付けてやっていこうと思います」と、これから一挙手一投足に注目が集まる存在になることを自覚。30日にリーグ優勝を果たしたばかりの広瀬は「税金のことなど、今まで知らない話が多かった。全体的な仕組みが分かってよかったです」と、プロ野球選手として歩み出す世界に、気持ちを引き締めた。